ここで、すべての結果をご紹介することはできませんが、摂食障害を診られる治療者が少ないこと、必要な時に入院できる病院が少な
いこと、診療時間が短すぎること、薬物投与だけになりがちな傾向、社会への啓発の必要性等、多くの回答の中で、日本における摂食障
害治療に関する問題点が繰り返し挙げられました。これらの問題は、ご本人やご家族だけでなく、治療者からも指摘されました。
治療者からは、摂食障害の本格的治療には診察時間もかかり、心身両面に手厚いケアが必要なため、診療報酬上の配慮がないと立
ち行かないのが大きな問題という意見も挙げられました。
摂食障害の治療技術の向上、また摂食障害を治療できる専門家を増やすことは急務です。今回の結果を踏まえ、日本における治療の
改善にさらに取り組んでまいりたいと思います。
アンケートにご協力いただいた方々には、心から感謝申し上げます。回答の中に書かれていた個人的な治療相談にはお応えできな
かったことは残念ですが、アンケートの趣旨からご理解賜りますようお願い申し上げます。
東京都医学総合研究所 西園マーハ文
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