JSED 日本摂食障害学会
最終更新日 2008年1月16日
 
第3回日本摂食障害学会を終えて

京都府立医科大学大学院精神機能病態学 福居顯二

    第3回日本摂食障害学会を、平成19年10月20(土)、21(日)日に、京都で開催させていただきました。幸い天候にも恵まれ、320名を越える多くの方々にご参加いただきました。学会のメインテーマを「摂食障害の病態理解と治療の新たな展開」とし、特別講演2、教育講演1、シンポジウム2、教育セミナー5、一般演題49、市民公開講座、ランチョンセミナー2、のプログラムを組みました。各セッションでは活発な質疑が行なわれ、会員はもとより関係医療職の皆さんにとって、摂食障害の病態や治療の総合的で最新の理解が深まり、明日からの診療に少しでもお役に立てればと願っております。

    特別講演で海外から招聘致しましたHubert Lacey教授(ロンドン大学)には、先生の提唱される「Multi-impulsive Eating Disorder」について、わかりやすくお話いただきました。 牛島定信先生の「青年期発達論からみた摂食障害」や、水島広子先生の「摂食障害の対人関係療法」と5つの教育セミナーも大変勉強になりました。

    1日目の夜に、私どもの大学の学友会館で懇親会を開きましたところ沢山ご参加いただき、Lacey教授夫妻もご一緒に、引き続きの討論、近況、観光などの話が盛り上り楽しい時間を過ごせました。2日目の学会終了後の市民公開講座では、「女性のライフサイクルと摂食障害」のテーマで、生野照子先生と中村このゆ先生の司会のもと4名の演者にお話いただき、市民の皆さん、患者さんから多くの質問があり大変有意義でした。
    学会の運営については、各セッションの演者、司会の先生方、プログラム委員、本学会の役員の皆様、また京都や近辺で摂食障害治療に携わっておられる方々のご支援に対してこの場をお借りして御礼申し上げます。学会は手作りでしたので不行き届きの点もあったかもしれませんがご寛容ください。来年、東京での第4回総会でお目にかかれますのを楽しみに致しております。

 




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