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新理事長就任のご挨拶 |
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大阪市立大学大学院医学研究科神経精神医学教授 切池信夫
この度私は、平成20年9月の日本摂食障害学会理事・評議員会にて理事長に選出され、総会において新理事長として承認されました。
前任の中井義勝先生が初代理事長として学会の礎石を築かれたと思います。その後を引き継いで、浅学非才の身ではございますが、日本摂食障害学会の発展に力を尽くしたいと考えております。
本学会は、平成 9 年に末松弘行先生を中心に日本摂食障害研究会として発足し、事務局は東大心療内科(久保木富房教授)に設置されました。その後8 回目の研究会が九州(久保千春教授)で開催された時、学会への移行が了承されました。そして平成 17 年 10 月に第一回日本摂食障害学会を私が会長として大阪で開催し、多くの参加者を得て成功裡に終えました。2008年の第4回日本摂食障害学会が鈴木裕也先生の会長のもとで開催され、成功裏に終わりました。
学会での一般演題も徐々に増加し、学会としての体裁も整ってきました。そして学問的に解決すべき課題も多々あり、今後の課題として山積されています。しかし、いまだ学会員数が伸び悩んでおり、医師に加えてパラメディカルの方々の参加が望まれます。
摂食障害の患者数は、欧米において横ばい状態といわれていますが、日本では全国規模の調査が、この10年間行われておらず不明です。また治療転帰についても、我が国のデ−タは少なく、さまざまな治療法において差があるのか、我が国の結果と欧米の結果に差があるのか、などの疑問が残っています。さらに地域における摂食障害の治療ネットワ−クを形成するにはどうすればよいのか、患者や親との会と摂食障害に対して共同戦線をはるにはどうすればよいなかなど、今後学会として解決すべき課題に少しずつ取り組んでいく所存です。
最後に学会の発展のために皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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